OR / 複数の条件を1つでも満たしているか判定

OR(オア)/ エクセル対応 2016 2013 2010 2007 / 使用頻度 ★★★ 便利度 ★★★

Excel関数:OR(論理式1[,論路式2]・・・[,論理式N]))

 OR関数は、複数の条件を指定し、少なくとも1つの条件を満たしているかどうかを判定するExcel関数です。複数条件のうち1つでも成立する場合「TRUE」を返し、不成立であれば「FALSE」を返します。AまたはBのように複数条件を「または」でつなげた条件設定となります。
 OR条件は、条件の数が増えるほど条件を満たす範囲が広くなります。つまり「TRUE」と判定される範囲が広くなるわけです。

【例題】通勤手段が電車または自家用車で20分以上

 OR関数を使用し、複数の条件として「C3=”電車”」(通勤手段が電車)または「C3=”自家用車”」(通勤手段が自家用車)または「D3>=20」(通勤時間が20分以上)のうち1つでも満たしているかどうかを判定します。
コピペ用 =OR(C3=”電車”,C3=”自家用車”,D3>=20)
OR関数 例題

<補足>
 「AND関数」「OR関数」「NOT関数」は引数の論理式で指定した条件の結果により「TRUE」や「FALSE」の論理値を返します。繰り返しになりますが、「AND関数」は指定した条件がすべて成立している場合に「TRUE」を返します。「OR関数」は、指定した条件のうち一つでも成立するものがあれば「TRUE」を返します。「NOT関数」は反対に、指定した条件を満たしていない場合に「TRUE」を返します。

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