RIGHT(RIGHTB)/ 文字列右端から指定の文字数分を取得

RIGHT(ライト)及びRIGHTB(ライトビー)/ エクセル対応 2016 2013 2010 2007 / 使用頻度 ★★★★ 便利度 ★★★

Excel関数:RIGHT(文字列,[文字数])

 RIGHT関数(及びRIGHTB関数)は、文字列の右端から指定した文字数、または、バイト数を切り出して表示するExcel関数です。他の関数との組み合わせや文字数を用いた計算などでよく使用されます。

文字列 文字列や文字列のセル範囲を指定します。文字列を引数に直接指定する場合は、文字列の前後を「”」(ダブルクォーテーション)で囲みます。
文字数
バイト数
抽出する文字列やバイト数を「0」以上の数値やセル、数式で指定します。文字数を省略すると「1」文字、または「1」バイトとみなされ処理されます。

【例題】郵便番号の下4ケタを表示する

 RIGHT関数を使用し、郵便番号下4ケタを抽出ため、「B3」の郵便番号の右端から「4」文字を取り出し「D3」に表示ます。RIGHT関数で取り出された文字は数値ではなく、文字列として扱われるため、「0」から始まる郵便番号の場合でも、「0」が省かれずにそのまま文字列として取り出すことができます。
 郵便番号上3桁を抽出するためには、LEFT関数を使用し抽出します。「B3」の郵便番号の左端から「3」文字を取り出し「C3」に表示ます。
コピペ用(RIGHT関数) =RIGHT(B3,4)
コピペ用(LEFT関数) =LEFT(B5,3)
RIGHT関数 例題

<補足>
 「LEFT関数」「RIGHT関数」「MID関数」はセットで把握するようにしましょう。これらのExcel関数は引数の文字列から、指定した文字数だけ文字を取り出す関数です。「MID関数」では、文字数を数えはじめる位置を引数の開始位置で指定できるため、「FIND関数」と組み合わせると特定の文字までの文字列を取り出すことも可能です。
 

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