VALUE / 文字列形式の数字を数値に変換

VALUE(バリュー)/ エクセル対応 2016 2013 2010 2007 / 使用頻度 ★★★ 便利度 ★★★

Excel関数:VALUE(文字列)

 VALUE関数は、文字列として入力された数字を計算することが可能な数値形式に変換するExcel関数です。他のソフトや表計算ソフトから取り込んだデータが文字列扱いになっている場合や日付の文字列をシリアル値に変換したい場合などに利用する場合などに便利です。

文字列 文字列や文字列のセルを指定します。文字列を引数に直接指定する場合は、文字列の前後を「”」(ダブルクォーテーション)で囲みます。指定できるセルは1つとなり、複数の文字列を指定することはできません。

【例題1】文字列形式の時刻を数値形式に変換して表示

 VALUE関数を使用し、B列の文字列時刻をC列に数値形式として変換し表示する。1時間は60分となるため、例えば「1:30」は「1.5」、「10:15」は「10.25」と表示される。
コピペ用 =VALUE(B3*24)
VALUE関数 例題1

【例題2】文字列の金額を単位を外して数値データに変換

 VALUE関数を使用し、B列の文字列金額をC列に数値形式として変換し表示する。まず、「SUBSTITUTE関数」を使用し、第3引数に「””(Null)」を指定することで、第2引数の検索文字列「”円”」を削除することができます。この方法を使用することで、B列の文字列金額から「円」という文字を取り除くことができます。ただし、まだ計算で使用できる数値形式ではないため、ここで本解説メインの「VALUE関数」を用いて数値データに変換し、C列に文字列金額を数値化した結果データを表示します。
コピペ用 =VALUE(SUBSTITUTE(B3,”円”,””))
VALUE関数 例題2

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