TIME / 時・分・秒の数値を時刻にする

TIME(タイム)/ エクセル対応 2016 2013 2010 2007 / 使用頻度 ★★★ 便利度 ★★★

Excel関数:TIME(,,)

 TIME関数は、引数の「時」、「分」、「秒」に指定した数値から、計算可能な時刻データを作成するExcel関数です。TIME関数を使用すると、シリアル値で求められるが、セル表示形式が自動的に「時刻」となり、例えば「11:52AM」のような形式で表示されます。それぞれ別のセルに入力された「時」「分」「秒」でひとつの時刻データを作ることができます。
 TIME関数の第1引数の「」は「0~23」となるが、「23」を超える数値を指定した場合、24で割った余りの時間が指定される。
 第2引数の「」は「0~59」となるが、「59」を超えた場合は、「時」と「分」に変換される。
 第3引数の「」は「0~59」となるが、「59」を超える場合は「時」「分」「秒」に変換される。

【例題】時、分、秒の記録からタイムを求める

TIME関数を使用し、「C3~C9」で指定した「時」と「D3~D9」で指定した「分」と「E3~D9」で指定した「秒」を時刻データに変換し「F3~F9」に表示します。作業時間を効率化する大変便利なエクセル関数となります。
コピペ用 =DATE(C4,D4,E4)
TIME関数 例題

【応用例題】出退勤時間から休憩を引いて勤務時間を求める

TIME関数を使用し、勤務時間を求めます。式としては、「退勤時間-出勤時間」から「休憩時間」を引いた時間が勤務時間となります。まず、「退勤時間」はTIME関数を用い「E5」(時)と「F5」(分)と「(省略)」(秒)を求め、「出勤時間」もTIME関数を用い「C5」(時)と「D5」(分)と「(省略)」(秒)を求めます。これで総時間が求まりますので、そこから「休憩時間」を引きます。「休憩時間」もTIME関数を用いて「(省略)」(時)と「G5」(分)と「(省略)」(秒)で求めることができます。そして、「労働時間」を表示します。
※「労働時間」セルの書式設定の「表示形式」は「h:mm」で設定しています。
コピペ用 =TIME(E5,F5,)-TIME(C5,D5,)-TIME(,G5,)
TIME関数 応用例題

スポンサーリンク
レクタング(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする

スポンサーリンク
レクタング(大)